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【ライブレポ】アヒトイナザワと田渕ひさ子さんを観てきました(タルトタタン TARTETATIN ARE ALLRIGHTレコ発「Are you all right ? Vol.3」)

2014.12.22 Mon
はい、こんばんは。

先日、タルトタタン TARTETATIN ARE ALLRIGHTレコ発「Are you all right ? Vol.3」を観てきました。
出演は以下の顔ぶれでした。

・タルトタタン(バンド編成:Dr.諸石和馬(Shiggy Jr.) 、B:森夏彦(Shiggy Jr.) 、G:田渕ひさ子)
・トリプルファイヤー
・古都の夕べ(B:森夏彦(Shiggy Jr.)、Dr.アヒトイナザワ、Gt.田渕ひさ子、Vo/Gt.田中(進行方向別通行区分)


古都の夕べのメンバーをご覧になればお分かりの通り、なんとハーフNUMBER GIRLですよ。何がどうしてこうなった。アヒトのドラムなんて次いつ見られるか分からない上に、ひさ子さんと組むなんてのは、これはある種グランドクロスみたいもんじゃないでしょうか(2人が同じステージに立つのってNUMBER GIRL解散後初めて?)。

ということで、この2014年師走、東京に偶然発生したグランドクロスを刮目すべく、渋谷へ向かったのでした。

自分はNUMBER GIRLをリアルタイムで聴いていた世代でありますが、残念ながら彼らのライブを観ることはありませんでした。チケットを取ろうにもなかなかタイミングが合わず、そうこうしているうちにNUMBER GIRLは解散してしまったのであります。どのアーティストでもそうですが、ライブは観られるうちに多少無理してでも観ておいた方がいいと思います。

そして初めて生で目撃したアヒトのドラムとひさ子さんのギター。結論から言うと、NUMBER GIRLのあのドラムとあのギターが鳴っていました。本当に「あの音」で感動しました。

アヒトのドラムは叩きっぷりがとにかくカッコよく、スネアが滅茶苦茶良い音で鳴っていました。ひさ子さんのギターは一度聴いただけでそれと分かるシグネイチャーな音で、誤解を恐れずに言うと、NUMBER GIRLのあの音というのはひさ子さんのギターなんだなあと思いました。ひさ子さんは生で見たらもの凄く小柄でした。あと、自分はひさ子さんの「ジャーン」のときの右手の動きが大変に好きです。

トリプルファイヤーも今年見納め。毎回書いてますが相変わらず新曲群が素晴らしく、「Bの芝生」と「戦争の話」はこないだの自主企画のときよりもカチっとしてきているように思いました。タルトタタンは自分が好きな1stの「恋するカレンダー」が聴けて嬉しかったです。

今年は多分、トータルで10回ほどライブに行ったと思います。ここ数年、年に1回フジロックに行くだけだったのから比べるとエラい変わりようですが、それだけ最近の邦楽シーンは面白いと個人的には思います(特に東京インディーズとマルチネ界隈)。一応、今年の目標のひとつが「音楽と食に貪欲になる」だったのですが、それなりに実践できたのではないかと思います。

今年も残り5営業日ということで、正直全く仕事のやる気は起きませんが、風邪をひかないように気をつけて過ごしたいと思います。


 
 

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【ライブレポ】トリプルファイヤー自主企画vol.5「吉田たちの挽歌」(吉田ヨウヘイgroup × トリプルファイヤー2マン)

2014.12.01 Mon
お疲れ様です。なべやまひできです。

今回はつい昨日行われたトリプルファイヤー自主企画vol.5「吉田たちの挽歌」のライブレポをお届けしたいと思います。

B3IlFUiCQAE60bi.jpg

今回は吉田ヨウヘイgroupとの2マンライブということで、吉田ヨウヘイgroupはトリプルファイヤーのカバーを、そしてトリプルファイヤーは今年の集大成となる過去最長のセットリストと事前にアナウンスがあり、期待に胸を膨らませて会場に向かいました。それでは以下、ライブレポとなります。

■吉田ヨウヘイgroup
今年のフジロックのルーキーステージにも出演した吉田ヨウヘイgroup。フジではArcade Fireと時間が被ってて観られなかったのが残念だったのですが、今回が初見となります。結論から言ってしまうと、すっごく良かったです!8人組と大所帯なのですが、管楽器と女性コーラスがフィーチャーされた華やかで雄大な感じは、Arcade FireやBroken Social Scene(大好き!)といったカナダのバンドを思わせました。あとグルーヴが円形な感じで、晴れた日に野外で聴いたら最高だろうなあと思いました。フジのステージめっちゃ似合いそうですね。

どの曲も良かったのですが、とりわけ「ブールヴァード」はすこぶる素晴らしく、必殺の1曲としてフロアを沸かせていました。



ドッシリとしたビートにポップ&キャッチーな管楽器のメインフレーズ、女性コーラスが楽曲に華やかさを与え、そしてギターはひたすら地獄のテクニカル・エクササイズというインパクト抜群な1曲です。ダンスミュージック的な陶酔感・恍惚感もあり、大変幸せに体を揺らしながら聴いておりました。

そしてラストに披露されたトリプルファイヤーのカバーはなんと「パチンコがやめられない」。博打に身を焦がす自堕落な大学生を歌ったこの曲が管楽器によって無駄な豪華さと華やかさを与えられ、なんともシュールでした。あとギターが完コピで凄かったです。

■トリプルファイヤー
トリプルファイヤーを観るのはこれが実に8回目なのですが、文句無しに過去最高に良かったです。個人的には10億万点くらい差し上げたい感じでした。

まず、いつもにも増して音の分離が素晴らしかったです。吉田さんのボーカルはハッキリと聴こえ、鳥居さんのギターは鋭く光っており、山本さんと大垣さんのリズム隊はファット&タイトなビートを刻み続けていました。フジロックでSt.Vincentを観たときにめっちゃ音いいなあと思ったのですが、今日のトリプルファイヤーにもそれに近しいクリアさ&ハイファイさを感じました。トリプルファイヤーは外タレっぽい音するなと思います。

そして今日は吉田さんのボーカルが気合充分で絶好調な感じだったと思います。「次やったら殴る」では、今回は本当にやるんじゃないかと思わせるくらいの気迫でした。当然やんなかったですけど。MCも安定の切れ味で、終始機嫌が良さそうでした。

新曲も数多く披露されましたが、本当に観る度に良くなっていっており、次のアルバムが大変に待ち遠しいです。ギターとベースとドラムの抜き・刺し・絡みが本当に見事で、演奏だけ聴いたら完全にロンドンかニューヨークあたりのニューウェイヴ・バンドだと思います。演奏だけなら。それにしても今日は本当にグルーヴ感と切れ味が素晴らしく、終始ずっと踊っていました。これは最強のダンスミュージックだなとマジで思いました。

以前にもトリプルファイヤーはいずれZAZEN BOYSとかゆらゆら帝国のレベルに到達すると書いたのですが、それを改めて強く確信させるライブでした。完全に近づいていっている感じがあります。それでいて先の2バンドのようなある種の「孤高」「近寄りがたい」といった雰囲気が一切しないのだから、本当に稀有で画期的なバンドだなあと思います。

最後に以下、記憶頼りのセットリストと個人的なハイライトシーンです。セットリストは中盤の曲順がちょっと自信ないのですが、大体合ってると思います。⇒セットリストがアップされてましたので修正しました。

<SET LIST>
01.面白いパーティー
02.スキルアップ
03.変なおっさん(新曲)
04.次やったら殴る
05.Jimi Hendrix Experience
06.トラックにひかれた(新曲)
07.可能性が無限
08.やはりがんばらなくてはいけないのか(新曲)
09.Bの芝生(新曲)
10.思い出の中で生きている(新曲)
11.全国大会(新曲)
12.戦争の話(新曲)
13.パチンコがやめられない
14.エキサイティングフラッシュ
15.神様が見ている
16.ブラッドピット
EC1.カモン.
EC2.おばあちゃん

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<個人的ハイライト・シーン>
3位:「神様は見ている」での鳥居さんのギター
→CDだとメインリフの他にパーカッシブなピッキングが入ってるんですが、あれそのままやってて感動しました。

2位:「エキサイティングフラッシュ」の照明
→「フラーッシュ」⇒「(ギター)ジャーン」のタイミングで照明が緑に光るんですけど、あれ滅茶苦茶カッコいいんですよ。

1位:「パチンコがやめられない」でベース山本さんが動いた
→やっぱり今日はこれですね。う、動いた!?っていう。最高でした。


吉田ヨウヘイgroup&トリプルファイヤーの皆様、お疲れ様でした。来年も更なるご活躍を期待しております!!
 




<ハイライト・シーン番外編>
ゲスの極み乙女。のベースとドラムの方が観に来ててビックリしました。

 

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【ライブレポ】どこよりも早い『廃病院パーティーVol.3』ライブレポ(不完全版)

2014.09.07 Sun
お疲れ様です。なべやまひできです。

さて、今回はついさっき終演した『廃病院パーティVol.3』のライブレポを。
トリプルファイヤー、Shiggy Jr.、ラブリーサマーちゃんが1日で観れるという完全に俺得なイベントでした。
しかしほんとタイムテーブル被りなくて良かったなあ。
尚、Tomggg→大森靖子&THEピンクトカレフ→HARCO→トリプルファイヤー→Shiggy Jr.→ラブリーサマーちゃんという順番で観ました。それでは以下、ライブレポでございます。

■Tomggg
マルチネの『東京』にも出演していたTomgggさん、
全編通してキラッキラしていて素敵だった。
ラブリーサマーちゃんの「あなたは煙草 私はシャボン」のRemixも聴けて嬉しかった。
そしてもの凄くいい人そうだった。




■大森靖子&THEピンクトカレフ
キャパオーバー感半端なかった。
今回チケット売り切れたらしいですが、全員ここに集まってるんじゃないかという混み具合。
正直全くステージは見えなかった。
ちなみにバンドセットで観るのは初めてだったんですが、これはこれでいいですね。
「Over The Party」のシングアロングが楽しかった("進化する豚")。




■HARCO
トリプルファイヤーまで時間があったのでHARCO。
名前を知らない人もこの曲は知ってるんじゃないでしょうか。



本当にあの歌声まんまでちょっと感動した。
「世界でいちばん頑張ってる君に」聴きたかったけど、トリプルファイヤーの時間なので離脱。


■トリプルファイヤー
大森靖子の教訓を活かし早めに待機。
おかげで過去史上最前で観ることになった。
全体的にドライヴ感のある演奏で凄く良かった。個人的にはこないだのLOFTより良かったです。
トリプルファイアーはどのハコでも出音が安定しているので、安心して聴ける。
「スキルアップ」は2番の歌い出しを盛大に間違えていたが、壁に備え付けられた穴に棒を突き刺したりして上手いことリカバリーしていた。
あとは「カモン」が聴けて嬉しかった。「スキルアップ」とかと違って「カモン」は毎回聴けるとは限らないので。
聴ける率、体感で約1/3。
新曲は聴くたびに演奏がこなれてきている感があり、どんどん良くなっている。
吉田さんの死ぬほどどうでもいいMCの切れ味も抜群だった。今回も満足!!
あ、そういえば「ちゃんとしないと死ぬ」聴かなかったの初めてかも。




■Shiggy Jr.
トリプルファイヤーで最前を確保した流れで、Shiggy Jr.も最前で観られることに。嬉しいやらなんか申し訳ないやら。
ボーカルの池田さんはその歌唱スタイルと同様、とてもキュートなお方だった。近くで観れて凄い嬉しかった。
そして演奏は思った以上にハードスタイルだった。
ベースとドラムの方はかつてナンバーガールやザゼンボーイズのコピーをしていたらしい。成程。
そんなわけで、BPM最速の「oyasumi」の演奏は特に良かったです。
あと「Saturday night to Sunday morning」は既にアンセム感ありありでした。盛り上がった!




■ラブリーサマーちゃん
マルチネ『東京』以来のラブリーサマーちゃん。
『東京』のときも思ったことだけど、やっぱりもの凄い新世代感あるなー。
どの曲も本当にいいんですが、僕は「乙女の秘密」という曲が大好きです。
あと、ラブリーサマーちゃんは度胸がある人だと思いました。




以上、ライブレポというか感想でした。
ちなみに会場は本当にex病院なので、かなり独特の雰囲気でした。
ノリとしては完全に文化祭でしたね。病院で文化祭やってると思ってもらえれば大体近いかと。
あとあんまりチケットの値段とか気にしないんですが、これだけ観れて3000円は安いですね。
今回でファイナルらしいですが、参戦できてよかったです。

以上!



【番外編】
初台駅を出て目の前、そこに立ち食い蕎麦屋「加賀」はあった。名物はかき揚げ蕎麦。
厚さ7cmはあるであろうサックサクのかき揚げが、油から揚がるやいなや直ぐに蕎麦の上に乗り、ツユがかけられ目の前に出される。その間僅か10秒。
目の前に出されたかき揚げ蕎麦は、まだかき揚げがジリジリ音を立てている。
熱々のかき揚げをツユにひたしかぶりつく。一心不乱に麺をすする。
当然かき揚げは全てツユにひたすのではなくサクサクゾーンを残しておく。
ツユの旨みが染みこんでソフトになったペタ、揚がったままのハード感を残したサク、2つの食感をハイブリッドに愉しむ。
麺を全て食べ終える頃には、かき揚げの油がツユに浮かび、なんとも神秘的なきらめきを放っている。
全ての旨みが渾然一体となったツユを最後の1滴まですする。
椀を置き、流れる額の汗を手でぬぐう。
「ごちそうさまでした。」
本日の裏ベストアクト。

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【ライブレポ】東京ふわふわカワイイナイト2014

2014.08.17 Sun
お疲れ様です。なべやまひできです。

昨晩、『東京ふわふわカワイイナイト2014(@新宿LOFT)』に行ってきました。
正式名称は『進行方向別通行区分公開レコーディング 企画・古都の夕べレコ発『後ろの正面 シャーク』(フルアルバム) 水中、トイレは悩ましい 地獄の漁師 トリプルファイト』というやたら長いものでありましたが、出演者が以下の通りということで、行かない理由がないやつでした。

【出演者】
古都の夕べ
水中、それは苦しい
トリプルファイヤー
進行方向別通行区分
二代目地獄の魔術師(from Emily likes tennis)

と言うことで以下、かっこつけてライター風に書いたライブレポとなります。
よろしくご確認下さい。


『東京ふわふわカワイイナイト2014』

■古都の夕べ
古都の夕べは進行方向別通行区分の田中(vocal)と真部脩一(guitar)による二人組のユニットである。
あるのだが、この日は田中ひとりのステージ。
CHAGE&ASKAへの愛とリスペクトを前面に押し出し、「YAH YAH YAH × YUMEGIWA LAST BOY」「YAH YAH YAH × jelly」「YAH YAH YAH × ワールズエンド・スーパーノヴァ」など、数々の雑なマッシュアップを披露。
PCからYouTube(!)の音源を流し、自らがその上にYAH YAH YAHの歌唱を乗せるという荒々しいステージで約30分を終えた。

■水中、それは苦しい
東京インディーズシーンのおもしろ先輩、水中、それは苦しい。
観るのは2回目だが、前回同様熱いステージングであった。
そして随所に挟まれるおもしろMCにジョニー大蔵大臣の優しさ、謙虚さ、誠実さ、そしてインテリジェンスを感じた。
(注:ジョニー大蔵大臣は早稲田大学第二文学部卒業)




■トリプルファイヤー
約3ヶ月振りに観るトリプルファイヤー。
「スキルアップの次」へ着実に歩を進めていることが分かる、そんなステージだった。
メモとかしてたわけではないので記憶頼りであるが、セットリストは1st『エキサイティングフラッシュ』から3曲、2nd『スキルアップ』から3曲、そして新曲が6曲。
セットリストの半分を新曲が占めていることからも、明らかにネクストモードに突入していることが分かる。
(ちなみにこれまで必ずラストに演奏されていた「ブラッドピット」も、この日は中盤に披露された)

新曲は「友達になれない」「トラックに轢かれた」「アイドル」「俺これか」「変なおじさん」「全国大会」の6曲(全てなべやまによる仮称です)。
どれも『スキルアップ』の延長線上にある音だが、よりソリッドさに磨きがかかっているように思えた。
音だけ聴いたら、いつの時代のどこのバンドだか分からない感じである。
そして矛盾するようだが、そのタイムレスな感じが凄くナウいように感じた。素晴らしい。
新曲はどれも新たな可能性を感じさせるものだったが、特に「トラックに轢かれた」は観客の反応も抜群に良く、「スキルアップ」「カモン」に次ぐキラーチューンの予感を感じた。
あとは、演奏・ボーカル含めて「間」と「タメ」の使い方がうまいなあとか、そんなことを考えながら観ていた。
3rdアルバムを心待ちにしつつ、足しげくライブに通おうと思う。

あ、あと「次やったら殴る」で「俺」のシングアロングが起こったのが面白かった。




■進行方向別通行区分
真部脩一は実在した。
進行方向別通行区分というバンドをご存知ない方も多いと思うので簡単に説明すると、元相対性理論の真部脩一と西浦謙助が在籍しているバンドである。
相対性理論の前身バンドと呼ばれることもある、らしい。詳しくはココを見て下さい。

ステージはオール新曲の前半と代表曲ラッシュの後半。
正直、オール新曲で終わる予感もちょっとしていたので、代表曲がいっぱい聴けて嬉しかった。
個人的には、初めて真部脩一を生で観て感動した。




■二代目地獄の魔術師(from Emily likes tennis)
偉大なる先代の後を継ぎ大変にプレッシャーがかかっていたと思うが、頑張っていた。
大山のぶ代の後の水田わさびみたいな気持ちだったと思う。


※動画は初代地獄の魔術師



現場からは以上です、編集長!
 
 

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